桜〜新選組と1人の少女の物語〜



「頼んだよ。総司。


私はここの局長をやってる近藤勇だ。困ったことがあったらいつでも聞いてくれ」


「あっ、はい!ありがとうございます!」

「俺は副長の土方歳三だ。」


「私も同じく副長の山南敬介です。



誰か縄をほどいてあげないと…」


優しそうな人……


「さくら、動くなよー?」


藤堂さんが小刀を取り出して縄をほどいてくれた。

「…ありがとうございます……」


少し青くなっていた。さくらは青くなっていた所を手でさする。


「じゃぁ、解散だ」






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