桜〜新選組と1人の少女の物語〜
「さーーーくーーらーーっっ!!!」
平助が部屋に飛び込んできた。
「…へ…すけくん……?」
上半身だけ起こした。
「大丈夫か⁈ 少しでもなんか食わないとダメだぜ⁈食えそうな物ないか?の前に体辛くないか?」
一気に質問されたらわかんないよぉ。
「あ、あの……。」
バタバタバタバタバタバーッ!!!!
「「さくらちゃん、大丈夫か?!」」
永倉と原田が部屋に入ってきた。
「永倉さん……。原田さん……。」