桜〜新選組と1人の少女の物語〜
二章



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風邪もすっかりよくなり、新選組の屯所での暮らしにもだいぶ慣れてきた頃…。



「おい、総司、斎藤」



え? 土方さん…?



「なにー?僕眠たいんだけど」


沖田さん、あくびしてるし…。


「副長。なにかありましか?」


「いや、今回のあれは俺は四国屋が本命だと睨んでる。お前らはどう思う?」



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