キミに夢中、瞳に恋。
「全然!むしろ私なんかが隣でごめんね!」
「なんか、とか言うなよ、浜島は可愛いんだから」
「なっ!!?
日向、何言ってんの?」
「ん?本音」
こんなやりとりを見て、向かいの2人はニヤニヤしてきた。
「もう!
とりあえず、なんか飲み物買ってくる!」
「あ、あたしも!
竜斗、何がいい?」
「んー、俺はブラックで」
「日向は?
買ってくるよ?」
私がそう聞くと、日向は
「いや、そういうの普通男の役目だろ。
俺がいくよ」
と、返してきたのだ。
「いやいいよ!気にしないで!」
私はそう言ったのに、隣で何かがキュピーン、と光るのを感じた。