キミに夢中、瞳に恋。




生徒会長だからといって別にお堅くもないし、

勉強だって出来るわけではない。



ただ、みんなにより快適に、楽しくこの学校に通ってもらいたいと思って

立候補をしたら会長職を与えられてしまった。




私はこの学校が好きだった。






何故なら…。















「おはよ、浜島」




人よりちょっと低めのこの声。



ドキン、と心臓が音を立てるのが分かる。






この声の主は


私の、好きな人。




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