キミに夢中、瞳に恋。
「今人気の、
『激辛ラテ』だって!
ありとあらゆる香辛料をラテにしたものらしいよ」
「何で辛いものをラテにしたのよ!!!」
千鶴がつっこむ。
うん、確かに思うけど探究心は必要だよね。
「しかもあたしが辛いの苦手って知ってるくせに~」
「だって私セレクトでいいんでしょ♪」
嘘つかれたお返しだい!
私は定番の、抹茶ラテを喉に通す。
ここの抹茶ラテ、大好きなんだよね~♪
「うわ~…そんな甘ったるいものを
よくもそんなに幸せそうに飲むわね…」
千鶴がげんなりしながら言う。
「え~?そんなに甘ったるくないよ~?」
そういいながらまた口をつけた。