なんで?



俺の事は見向きもしないんだ…
とがっかりして
あの子を諦めようとした…



が!




忘れられないんだ。




とうとう俺はあの子の事好きに
なってしまったんだ。



ダメだろ。



後輩好きになってどうすんだよ。




はぁ……




どんどん月日がたつが、
あの子と関わるきっかけは
ないし、見向きもされなかった。



だけど俺にチャンスがきたんだ!






それは夏の出来事…



知らない人から


『よろしくお願いします』って
LINEがきてた。



誰だ?


るみっていうLINE名…



『君誰なの?』


思わず送ってしまった。




『あなたと一緒の学校です…
あと、一年です』



ってきた。



随分かしこまっているな。




一応、


『へえ…じゃあ追加するよ』


って送った。



その時、わからなかったんだ。



るみって子が俺が



気になっているあの子だとは……






そして俺は夏休みのある日、



後輩と友達と一緒にマックに来ていた




色々と楽しんでいると



遠くから見えたんだけど




知ってる子がきた。




そう…



俺が気になっているあの子が…



俺はその瞬間目を見開いた。




本当にあの子がいたんだ。
その隣に美樹って子がいた。



あの子は俺たちの存在にきずいて
いなかった。



美樹って子が気づいた。
少し騒いでた。
なんで??




よくわからなかった。




あの子が俺達に気づいた。



だけどなんも興味なさそうな顔してた



するとだ、
後輩の川野が俺を引っ張りながら
あの子のいる席の道
に連れ出してくれた。



あの子がいる席の近くにくると
あの子は凄く笑っていた。





美樹って子は顔を伏せていて
最悪っ!って言ってた。



そんなことはどうでも良かった。


あの子が笑ってるの始めて見た。





可愛いかった。



大人しそうなふいんきだったから
てっきり大人しい子かと
思っていたけど




普通の女の子だった。





それから、あの子がLINEをしてるのを
川野に聞いた。



るみっていうLINE名だよって
言われた。



ピンときた。



まえ話していた子だって。





そっか。
LINEしてたんだ!



なんだか気持ちが高鳴った。



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