なんで?
教室へ着いた。
ガラガラガラ…
教室には数人しかいない。
まだ翔来てないんだ…
席へ行くと、
翔が来た。
すぐにわかった。
声と笑い声で。
私って翔のこと結構好きなんだなあ。
まぁ良いや。
翔が近づいて来る。
カバン置いてすぐに
友達のところに行っちゃった。
ちょっとショックかな。
心にほんの少しポッコリ穴が空いた
感じがする。
たったこれだけの事だけでも
悲しいなんて。
私ってば翔に溺愛してるのかしら。
今日は志織来ないらしいし。
つまんないなあ。
「大丈夫なの?」
ん?
えっ!!!
翔が私をまた心配してくれてるの?
嘘…
嬉しい。
「うん!体調よくなったから!」
満円の笑みで翔に言った。
少しでも私の事気に掛けて欲しいな。
少しでも良いから
私の事ドキッてしてくれたら
嬉しいかな。////