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待ち合わせは百貨店の前。
土曜日ということもあり、たくさんの人が行き来しとった。
1人で歩いている10代っぽい人を見ると、もしかして…って思い始めてた。
約束の時間まであと5分だから。
一応到着したというメールは送ったけどいつもならすぐ返事をしてくれるしんくんからの返事がない。
もしかしてドタキャン??
不安ながらもしんくんは来てくれるはずってわたしは確信しとった。
通る1人の人を見ながらずっと考えてとった。
太った人だったり、こわそうな人だったりしたら”あの人じゃありませんように…。”とか、かっこいい人だったりしたら”あの人ならええな…。”とか。
そんなとき、携帯が鳴った。
しんくんから
『もう到着するで。』
って。
心臓がまた跳ねたのがわかった。
緊張が…心臓の鼓動が止まらない。
手にまた汗をかきながら返事を打つ。
『わたしはGジャン着てるから。』
服装を送っておいた。
待ってる間、キョロキョロしてたらおかしいかなって思い、真正面を向いてひたすら待った。
本当はキョロキョロして探したい気持ちをおさえながら。
そのとき右から男の人が近づいてわたしの近くで小さく聞いてきた。
「恵子?」
わたしの名前を。
土曜日ということもあり、たくさんの人が行き来しとった。
1人で歩いている10代っぽい人を見ると、もしかして…って思い始めてた。
約束の時間まであと5分だから。
一応到着したというメールは送ったけどいつもならすぐ返事をしてくれるしんくんからの返事がない。
もしかしてドタキャン??
不安ながらもしんくんは来てくれるはずってわたしは確信しとった。
通る1人の人を見ながらずっと考えてとった。
太った人だったり、こわそうな人だったりしたら”あの人じゃありませんように…。”とか、かっこいい人だったりしたら”あの人ならええな…。”とか。
そんなとき、携帯が鳴った。
しんくんから
『もう到着するで。』
って。
心臓がまた跳ねたのがわかった。
緊張が…心臓の鼓動が止まらない。
手にまた汗をかきながら返事を打つ。
『わたしはGジャン着てるから。』
服装を送っておいた。
待ってる間、キョロキョロしてたらおかしいかなって思い、真正面を向いてひたすら待った。
本当はキョロキョロして探したい気持ちをおさえながら。
そのとき右から男の人が近づいてわたしの近くで小さく聞いてきた。
「恵子?」
わたしの名前を。