鏡に映るは火と水と人
一.鏡巫女と鏡の神
大きな和鏡の前。巫女服を身に纏う少女が居た。
「鏡に宿りし鏡神よ。我が声に応えその御姿現し給え!」
少女がそう唱えると、鏡が眩い光を放った。
「今代の鏡巫女。名は?」
「鏡 美良(かがみ みら)と申します。」
「美良。私は鏡(きょう)。」
これが今代の鏡巫女と鏡神の出会いだった。
「鏡に宿りし鏡神よ。我が声に応えその御姿現し給え!」
少女がそう唱えると、鏡が眩い光を放った。
「今代の鏡巫女。名は?」
「鏡 美良(かがみ みら)と申します。」
「美良。私は鏡(きょう)。」
これが今代の鏡巫女と鏡神の出会いだった。
< 1 / 2 >