美しいけど冷淡な貴方へ送る花
だけどあの日、変わったんだ
たった一つ、
たった一人、もぅ笑えないと
叫んだんだ。
「もぅ、いい加減やめてくれよ…!!!!」
泣きながら、叫んだんだ。
イジメられて、笑い続けていられる奴なんかいなかった。
他の奴はまた笑った。
そして怒鳴った。
「調子のんなよ高山。お前が俺らのオモチャじゃなかったら何の価値がある?なぁ、言ってみろって。あぁーあ、面白かった高山は消えた。あぁーあ、俺たちの友達だった高山は消えたよ。残念だよなぁ!!?なぁ、皆…!!!!」
そして皆、頷いた。
「高山、そーゆーの面白んないって!」
「高山が調子のりになったとか、俺ショックだわぁ、」
「高山、なに泣いちゃってんの?ウケるんだけどー、笑」