片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
バ、バレた!?
お昼ご飯の時間、みんなは購買に言ったりお弁当をもって教室から出て行った。
遅刻してお弁当を忘れた私はメロンパンとミックスジュースを買って教室に入る。
すると、1つの机を挟んだイスの片方に髪の毛をいじりながらまつ空がいた。
『おまたせ!!さ、食べよー!!』
私は、空に駆け寄りそう言うとイスに座った。
『いただきま~す♪』
笑顔でメロンパンをかじろうとしたとき、ずっと黙っていた空が口を開いた。
『メロンパン食べる前に、今日遅刻した理由を正直に話せ。』
私は、しばらく口を開けて硬直していたがメロンパンをパクりと一口かじった。
すると、空がバシッと私の頭を叩き『食べる前に説明しろっていったでしょーが!!』と睨んできた。