片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
『うーん…』
眉間にシワを寄せて考えている。
『もぅ…どうしたらいいんでしょうか?』
私は困り顔で尋ねる。
すると、蓮夜さんは苦笑いで『どーしよーか?』と言った。
ここは安達君の家。
あれから結局『今日は安達君と帰る』と言うことで何とか抜け出した。
帰り道に安達君のケータイがなると相手は蓮夜さんで『今から瑠樹ん家行く!!』と言う電話だったらしく、めんどくさそうな顔で断ろうとする安達君からケータイを奪って私が『来てください!!』と頼んだのだ。
切った後、安達君に睨まれたけど…。
私は蓮夜さんにこの事を相談したかっただけなのだよ!!
安達君は着替えに行き、その間に簡単に説明して今に至る。