片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
解決?
帰り、いつもどうり門で女子に囲まれている七瀬君の元に行く。
『七瀬君!!ちょっと来て!??』
『あ…え、うん?』
少しパニクっているが手を掴んで強引に引っ張る。
しばらく歩いて人気のない公園に入る。
『どうしたの?こんなとこに連れてきて…』
私がベンチに座ると七瀬君もその隣に座った。
ゆっくり深呼吸をして、七瀬君を見る。
『あのね…七瀬君。告白の返事なんだけど…っ!!』
そこまで言ったとき、七瀬君に口を塞がれた。
ビックリして七瀬君を見ると切なそうな顔で微笑む。
『そんなに早く決まったの?まだ聞きたくなかったんだけどな…。』