片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
『え…ぁ…』
驚いて声にならない私と、いろいろ話し掛けられてて全然気づいてない安達君。
私は必死に安達君の制服を引っ張るけど、手で抑えるだけで全く気づいてくれない。
すると、金髪の男の子は私の腕を掴み、『みんなに紹介してあげるよ。』と言うと思いっきり私を真ん中に押した。
『わっ…!!』
なんとかコケずにすんだけど、騒がしかったのは一気にシーンとなったいた。
そんな中、金髪の男の子は私を指さして言う。
『みんなー!!瑠樹の後ろにこんな可愛い女の子がいたぜー!!発見した俺に感謝しろー!!』
また、一斉に騒がしくなった。
『髪の毛サラッサラー!!』
『小顔だし、目クリクリしてて可愛いー♪』
『小柄で小動物みたいじゃね?』