片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
私が動けずに居ると、奏先輩は『じゃあ、行くね。』
と言って行ってしまった。
奏先輩の後ろ姿を見ていると目の前に何か落ちた…!?
ビックリして下を見ると棒付きキャンディーが落ちていた。
『…?』
キャンディーを拾うと、いちごみるく味のキャンディーだった。
なんでキャンディーが??
『それ、やるよ。』
突然声がして、上を見ると安達君がいた。
裏庭の近くには特別棟があるから、その棟の窓に頬杖をついてこちらを見ていた。