副総長との甘い恋
徹哉「あ、前の花屋に買い物頼んでいいか?」
亮「……………いいですよ」
徹哉「ありがとなー」
そう言って徹哉さんはニヤニヤ笑う。
この人絶対気付いてるのに、知らないふりして俺をからかう。
亮「何がほしいんですか?」
徹哉「ここは結構落ち着いてるけど、地味だからさ、花でも置こうかとね」
そんなこと微塵も思ってないくせに、よく言う。
亮「んー、何がいいでしょうか?」
徹哉「あそこのお嬢さんにおすすめ聞いて?(笑)」
確信犯だな、この人。
亮「………分かりました」
徹哉「ん、ありがとな~。はい、1万やるから、残りはあの子に貢げば?」
亮「必要以上に関わりません、それでは」
俺はカフェを出で花屋に向かう。
徹哉「素直じゃねぇな、あいつ。まぁ、可愛い後輩だな(笑)
暇潰しに今度遊びに行ってやろう」