【続編】裏切りゲーム~最悪な誕生日~
裏切りゲーム
《わかったでしょうか?これはこんなゲームなのです!ではゲームを紹介いたしますー‥えっとー》
語尾に違和感を感じた。
もしかしたら主催者はまだゲームを考えていないんではないのか‥?
だとしたら今回は計画性はなく、最近思いついた‥つまり前回の事を知っている人物。
前回いた人が今回は主催者。
周りを見ると前回いたようないなかったような人が何人もいる。
決めつけることは勝手にできるけど、まだそうとは決まっていない。
どうすればわかるのか‥‥。
『君はどうするんだい?また主催者を捜すのかい?』
音の無くなったテレビを見つめながら東上智は言う。
「う~ん、そのつもりなんだけどな‥」
どうやって捜し出すかまだ決めてない。
今から始まるゲームを早く終わらせて主催者が気づかない内に捜し出す‥。