【続編】裏切りゲーム~最悪な誕生日~
あれから一週間、オレは必要となるものの準備をした。
懐中電灯の電池を買ったり、ロープや軍手など非常用のグッズを買ったりと始まってから後悔しないように必要だと思ったものを買い揃えた。
そしていよいよ当日。
普段はまだ寝ていたいがその気持ちを押し殺して学校へ行く準備をする。
場所も前回と同じ学校、廃校でテレビ以外の電気はついていなかったはず。
今回もあの騙し合いが始まるのか‥。
前回は結局誰も死んでいなかったが、今回はメールで『死』と書かれている。
今回はやっぱり誰か死ぬのか??
考えても何も始まらない、とにかく行って考えるか。
「ちょっと行ってくるー」
気合いをいれるように大声を出して家を出た。
そしてオレはあの時と同じ何も知らなかった‥。
そう、何も‥‥。