【続編】裏切りゲーム~最悪な誕生日~
《今回来なかった人を紹介いたします。山之内雅様、神山トメ様です!サヨウナラ‥》
実際に見ていないから死んでいるか確認は出来ないが、何となく死んでしまったと思っていた。
辺りは不安と恐怖、そして亡くなった人への動揺で体育館中にざわつく声が響く。
前回と同じようで少し違う今回。
これからどう違うのか‥‥。
考えながらテレビの辺りをうろうろする。
ドンッ
何かにぶつかった肩をさすりながらぶつかったものを見る。
「「ちょっと痛いじゃない!」」
そこには髪は茶髪で少しパーマのかかっている少女が睨み付けながら立っていた。
「すみません、ちょっと考え事してたもんで‥」
「「ふんっ!別にいいけど、あれ‥?プレゼントがない!!」」
茶髪少女がおろおろし始める。
ふと下を見るとそこには青い袋が落ちていた。きっとプレゼントはコレのことだろう。