秘密の扉

年配のおじさんは私の前にスッとカクテルをさしだす




「いただきます……」




私は小さな声でそうつぶやき、カクテルに口をつける




おいしい……




今日あったことが全て一掃されるようなスッキリした気分が私の中に流れた



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