恋愛心工事中。



『黒崎は帰宅部だろ?
この際、水泳部に入ってくれよ!』


っは!?


「な、何言ってんの!?」




『お前泳ぎうまいし!
……何よりさぁ~♪』


京司はニヤッと笑ってあたしを見た。





………へ?な、何ですか?











『黒崎の大好きな、美羽の水着姿が見れるし?』




っっっ!?!?!?!?








「ばっ…きょっ…ふざ…」
(↑言いたい事がたくさんあるみたいです)





『あ、それは良いな』


壱が言った。





んななな!??!?!?!?
ちょ、ちょちょ!?待ってよぉ!?






「き、京司の変態!
い…い、壱も変態だからっ!」



恥ずかしすぎるっっ!







『顔赤いよ?』
『どもりすぎ』


京司と壱がニヤリと笑う。






~~~っっ!!!








「2人の馬鹿っ!変態!」





あたしはすぐさま靴を履き替えようとした。










『美羽。ちょっと話、あるんだけど。』



へ?




壱にそう言われ、あたしの動きは止まる。








『お、告白?
ってかもう告白してるか、黒崎は♪』


京司がはやしたてる。






「京司!」

あたしは京司を思いっきり睨む。





『へいへい、すみませんでしたー。
んじゃ、俺は先行くわ~邪魔者だしな♪』


「アホ!!」






京司はサッと帰っていってしまった。







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