恋愛心工事中。


1年の時も…琉依は学級委員だった。

違うクラスだったけど、それは知っていた。


でも…琉依は隠れて荒れてたんだ…




『琉依はてっきり親父さんが居ないと思ってたから連れてきたんだ。
荒れてる姿見たら親父さんに何されるか分かんないからさ』



壱は小さく息を吐いた。





『荒れてる感じの彼女を連れてきたんだぜ?
そりゃ厳しい親父さんは怒る。

それで…もう二度と中学高校では彼女を作るなって言われたらしくて』





………え?



『中学高校でそんな良い奴が見つかる訳ないだろって…お前にはまだ早いとか、大人になって良い奴と付き合え、とか言われたんだって』





……何、それ。






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