恋愛心工事中。
ドンッ……
パラパラ……
花火の音が響く度に溢れる歓声。
色とりどりの久々に見る花火は、凄く凄く、綺麗だった。
『花火もっと見える場所ないかなぁ~』
有美が残念そうに呟いた。
たくさん人が居るのに、ここはあまり花火が見えないからか人が少ない。
『移動する?』
『でもよく見える所は人すげぇし…』
と、壱と京司。
『とりあえずさ、行けるだけ行ってみない!?』
有美の提案に皆が頷いた。
そりゃあ、こんな綺麗な花火は間近で見たいに決まってる!!
あたし達は歩きだした。
溢れる人。
人、人、人!!
どんだけ居るんだろうか……
人酔いしそ~……
屋台って案外儲かるのかな?
(↑現実的)
あたしがフラフラ歩いていると………
ドンッ
「っ、わ!?」