恋愛心工事中。
『笹崎さん!』
ん?
目の前に、仁王立ちする人が。
『ちょっと残ってもらって良い?
水泳大会の事で』
そこに居たのは、怖~い怖い、水泳部の顧問…(汗)
「えっ…とぅ…」
壱との約束があるってのに~っ(泣)
『残れるわよね?』
ズーーン……
いっつも怖いけど、大会が近づくと更に怖くなる先生…
これは逃げたら、大会に出させないとか言いだしそうだしな…(汗)
…どうしよ…
壱に連絡しなくちゃいけないや…
『あのっ、俺が出たらダメっスかね?』
京司ぃ~+゚(輝)
『私は、"笹崎さん"に言ってるんですが?』
キャアア~……
これは…もう、残らなきゃダメだ…。
「京司ありがと…
バイバイ?」
京司は、納得いかないような顔。
『石橋君は早く帰りなさい!』
こ、怖ぇ~(泣)
京司は先生を思いっ切り睨みつけた。
命知らずな…(怖)
『大丈夫か?』
「うん!大丈夫!」
京司はあたしに手を合わせて謝る仕草を見せると、歩き出していった。
『さて、笹崎さん?
私に着いてきて』
………。
うっざぁ(怒)
「すみません、あたしトイレ行って良いですか?」
『そう言って逃げるつもりじゃ…』
何だこの教師!!
って事は怖くて言えないけど…(水泳部顧問だし)