恋愛心工事中。
『で、本題に入るけどね?』
瑠璃が上品に口を拭いた。
あぁ…
乙女だぁ…もしくはお嬢様?(何それ)
『何ポケッとしてんの、美羽ってば』
瑠璃はクスクスと笑った。
瑠璃の隣に壱が居ると想像する…
……お似合いだ…
ちょっと。
ちょっとだけ…
ツキンと胸の奥が痛んだのが分かった。
自分で想像してみといて、バカみたい…
『あのね、黒崎君の事なんだけど…』
…………っ!?
「いい、壱の事!?」
思いっ切りどもっちゃったぁ(汗)
『え!?
い、壱って呼び捨てしてんの!?』
いつの間に!?って顔で目をまん丸にしてる瑠璃。
無理もない…
あたしは壱を嫌ってたのに呼び捨てにしてるんだから…(汗)