恋愛心工事中。


「ちょっと色々ありまして…」

『やっぱり』



瑠璃が暗い声に暗い表情を浮かべた。




「……え?」

『2人って…
美羽と黒崎君…』




瑠璃が眉間にシワを寄せて言う。








『付き合ってるんでしょ!?』


瑠璃がキッとあたしを睨んだ。





な、ななな!?
なにぃ~っっ!?




「あ、ありえないからっ!?どして!?」

『じゃあ何でお互い呼び捨てなの!?』




「そ、それは…だから、色々あって…」

『色々って!?』





説明できない!!
ややこしい(泣)





『隠さないでよ!
あたし、知ってるんだからね!?』


今にも泣きそうな顔の瑠璃。






『黒崎君と美羽、電話してたでしょ!?』



Σブッ!!!!!!





「ごほっ!!おえっ、が、ぎゃほっ!!」

『き、汚い!!』







(花畑を想像して、暫くお待ち下さい♪)









『…ったく…
前代未聞の花畑想像よ!?美羽!』


「だって…だ、何で知って…!?」






『美羽、トイレで話してたでしょ?
聞くつもりは無かったんだけど…話が話だけに…』




トイレに瑠璃も入ってきたのかぁー!!

気付かなかった…







忍者瑠璃?
(は?)





< 178 / 440 >

この作品をシェア

pagetop