恋愛心工事中。
「ちょっと色々ありまして…」
『やっぱり』
瑠璃が暗い声に暗い表情を浮かべた。
「……え?」
『2人って…
美羽と黒崎君…』
瑠璃が眉間にシワを寄せて言う。
『付き合ってるんでしょ!?』
瑠璃がキッとあたしを睨んだ。
な、ななな!?
なにぃ~っっ!?
「あ、ありえないからっ!?どして!?」
『じゃあ何でお互い呼び捨てなの!?』
「そ、それは…だから、色々あって…」
『色々って!?』
説明できない!!
ややこしい(泣)
『隠さないでよ!
あたし、知ってるんだからね!?』
今にも泣きそうな顔の瑠璃。
『黒崎君と美羽、電話してたでしょ!?』
Σブッ!!!!!!
「ごほっ!!おえっ、が、ぎゃほっ!!」
『き、汚い!!』
(花畑を想像して、暫くお待ち下さい♪)
『…ったく…
前代未聞の花畑想像よ!?美羽!』
「だって…だ、何で知って…!?」
『美羽、トイレで話してたでしょ?
聞くつもりは無かったんだけど…話が話だけに…』
トイレに瑠璃も入ってきたのかぁー!!
気付かなかった…
忍者瑠璃?
(は?)