恋愛心工事中。
『そうと分かったなら、まず琉依君に連絡してみなよ!
それから進めなきゃ意味無いでしょ?』
有美、凄いね…
親友って、凄いね…
「うん…分かった、頑張ってみるね」
『また何かあったら連絡ちょうだいね』
…涙が出そうだ。
「有美~っ」
『よしよし』
あたしは半泣きで有美の名前を呼んだ。
電話越しでも伝わってくる有美の優しさに、胸が一杯になった。
「大好きぃ~」
途端に涙がドバドバ出てきてしまった。
『分かってるって』
有美は呆れたように笑っていた。
凄く嬉しかった。
力になった。
前に進む勇気が一気にこみ上げてきた。
…大好き。
大大大、大好き。
ありがとう…何回言っても足りないよ。