恋愛心工事中。


『そうと分かったなら、まず琉依君に連絡してみなよ!
それから進めなきゃ意味無いでしょ?』





有美、凄いね…


親友って、凄いね…







「うん…分かった、頑張ってみるね」

『また何かあったら連絡ちょうだいね』



…涙が出そうだ。





「有美~っ」
『よしよし』





あたしは半泣きで有美の名前を呼んだ。


電話越しでも伝わってくる有美の優しさに、胸が一杯になった。







「大好きぃ~」


途端に涙がドバドバ出てきてしまった。





『分かってるって』



有美は呆れたように笑っていた。




凄く嬉しかった。
力になった。

前に進む勇気が一気にこみ上げてきた。




…大好き。
大大大、大好き。




ありがとう…何回言っても足りないよ。





< 208 / 440 >

この作品をシェア

pagetop