恋愛心工事中。
携帯も繋がらないし…壱は今、何をしているの?
明日が怖い……
あたしはやるせない思いを胸に、眠りについた。
―翌日
今日は早めに登校しようと思い、あたしはいつもより早く家を出た。
本当なら眠いハズの時間だけど…昨日はなかなか眠りにつけなかった。
どうしても壱のあたしを見る冷たい目がこびりついて。
離れなかった。
「…はぁ」
どうしよう。
溜め息ばかりだ。
あたしの幸せが逃げてっちゃうよ…
いつの間にか着いた学校に、ゆっくりと足を踏み入れた。
あたしの気持ちとは裏腹に、真っ青で快晴な空。
雲が1つもなくて、悩みなんて全く無さそうだ。