恋愛心工事中。


「あ、あのっ!…あたしは琉依君と話したい事があるんです!」


騒ぐオジサン達の声を遮って大声で言った。





『琉依!告白なんじゃないのか!?』


1人のオジサンが、琉依に耳打ちした。




聞こえてるし!!

てかオジサン達めんどくさいんですけど!?




『違いますよ』

琉依がヤンワリ否定しても、返ってきた言葉は、




『頑張れよ!!』





聞いちゃいない(泣)






『よし。じゃあここは娘さんに免じて休憩にしよう!
琉依は来るの話終わったからで良いからな?』


親方は白い歯を見せて笑いかけた。







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