恋愛心工事中。


バスが止まって、
あたし達は降りた。

街の中心に降りたので
遊ぶ所はたくさんありそうだ




『どこ行く』
「う~ん………」

何か京司と遊ぶの
初めてかも……




耳にピアスをたくさん付け
制服も改造してる京司は
かなり目立っている

それに京司は何気に美形だし
女の子が振り返るのも
無理がない




「制服着てる子とか、同い年っぽい子たくさん居るね!」


京司を見ていく子は
皆ギャル系で
あたし達と同い年くらい




『キモイんだけど。
可愛いギャルならまだしも、太ってるギャルとか……まぁ基本的ギャル嫌いだし』


「意外だよね京司。
好みの女の子が。」


『俺、よくギャルに告白されんだけど。俺ギャル男じゃねぇじゃん』




京司はパンクだけど
ギャル系の子から
人気ありそう

でも原宿とかに居る、パンクやロック系の子からはもっと凄そうだな……




「京司モテそう」

身長のデカい京司を
見上げて言う


京司の身長って
約170後半だろうな





『あ、やっぱ分かる?』


ニヤリと笑う京司の背中に
パンチを喰らわせた


『いてっ!
女のくせに力あんな』



京司はブツブツ呟きながら歩いていく


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