恋愛心工事中。
そして、早速ゲーセンへ向かうあたし達。
『…ほんとガキ』
京司はあたしを見て
笑顔を見せる
見た目だけじゃ分からない
優しさが溢れてる
大好きな笑顔
「京司っ!!!」
『くっつくな!!』
そうやって騒いでいると、
突然京司が立ち止まった。
「どうしたの?」
止まる京司の目線を追うと、そこにはあたし達をガン見している男達が。
『何アイツら。
喧嘩売ってんの?』
京司は少し離れた、睨んでくる5人の男達を見る。
「京司、早く行こうよ!!」
何か危ない気がして……京司を急かす。
するとその時、5人の男達がぞろぞろと歩いて向かってきた。
「何………?」
あたし達より年上だ
背が高い京司よりは低いけど
あたしよりは十分高い
男達は、金髪に色黒で、キャップを被ったりしている……いわゆるB系とか…ストリート系?
タバコを加えながらやってくるそいつらに、身動きできないあたしと、冷静に奴らを見る京司。