恋愛心工事中。
とうとうあたし達の目の前にまで男達がやってきた。
『何見てんだよ』
男達の中の、リーダー格的の奴が、京司を睨んで言った。
「…………っ」
あたしが言い返してやろうかと思った時、京司があたしを制した。
『見てきたから
見ただけだけど?』
京司はクレープを一口食べながら、男達を見た。
『は?お前がそんなイキがった頭してっからだろ』
リーダーらしき奴が
京司の顔に
顔を近付ける
京司が危ないのと
理不尽な理由に
腹が立って反抗したいが
京司に抑えられる
『何とか言えよ』
男はそう言って
京司の手のクレープを
バシッと叩いて
地面に落とした
『クレープ喰ってんのかよコイツ!!!』
『誰だよ!!!』
ぎゃはははと笑う周りの男達と、ニヤリと笑うリーダーの男。
京司は冷静な
冷たい目をしたまま
リーダーの男を
睨みつけた
『……………な』
京司が発した言葉に
男達は聞き取れず
『何だてめぇ』
そう言ってくる
ヤバい………っ!!!
そう感じていた、
その時。