恋愛心工事中。


『見せろ』
「はっ!?!!?」

そこ普通
あたし先だよね!?



『お前、どーせ怖くて見れねぇだろ。な?チキン美羽ちゃん?』


う、うぜー!!!!!




「み、見られるし!!
見てやろうじゃん!!」

『なら見れば?
お前宛てなんだから』




京司はもしかして
あたしが見るように
そんな意地悪言ったの?





「京司って見た目と性格のギャップが激しくて悔しくてウザい」

『あ?褒めてんなら褒め倒せやコラ』




京司はあたしの頭をコツンと叩き、"飲み物買ってくる"と言って去っていった。



それも、あたしを
気遣って……かな…





「強…………」

京司の性格
マッチョすぎる……






あたしは手元の手紙に視線を移し、ふぅ、っと軽く息を吐いてみせた。



手元が微かに震え
心臓がざわめきだす





「………………」

落ち着け……………





見なきゃいけない

そんな気がした




京司とここに来て
直希達に会ったのも

これがあったから



なんて、
運命的なこと思ってるけど。





…………自分きしょ……



キザな壱みたい、と思ったら
気分が落ち着いた




そしてゆっくり
手紙を開いた


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