恋愛心工事中。
『美~羽~』
「っわ!!!」
急に目の前に現れた人。
それにびっくりするあたし。
「ななな…ビックリした…」
『あはは♪』
茶色の髪をキツメに巻いて、派手な顔立ちがコンプレックスらしく、化粧は薄め。
あたしの親友、土屋 有美(ツチヤ アリミ)。
明るく楽しく、あたしの一番の親友。
高校に入ってから知り合った友達。
『ねーねー…
美羽が男嫌いなのは知ってるけど…合コン行きませんかぁ?』
…………え。
あたしの表情は凍りついた。
(ハズ)
「むっ…無理無理!!!!
ありえないから!!!!!!!
何で、ご…合コンなんかに行かなきゃなんないの!!!!」
『お願いします!!!
人数が合わなくて……』
「違う人誘ってよぉ!!!」
『可愛い子限定って相手の方から言われたんだけど…
美羽みたいな美少女連れてきてって~…!!!』
「はぁ!?!?もっと可愛い子いるでしょ!!!
ってかあたし美少女じゃないし!!」
『いや、超美少女だもん!!!』
……………何っで合コンなんかに!!!