恋愛心工事中。
「本当に音緒さんの事好きなんだね~…」
音緒さん命!
って感じだな……
『当たり前!
あ、写真見る!?』
あたしが返事をする前に携帯を取り出した京司。
見せたくてしょうがないんだな…
何か微笑ましいっ♪
京司は携帯のボタンを何回か押すと、その液晶画面を見せてきた。
『じゃじゃんっ!
可愛すぎだろ!?』
笑顔で言う京司。
!凄い綺麗!
京司と笑顔で写っているその人は、長い黒髪があたしと良く似てた。
髪型だけでいったらかなりあたしと似てる…
あたしは保健室で京司と出会った時の事を思い出した。
゛音緒と美羽って似てる!゛
でもあたしこんな綺麗じゃないし……
第一こんなピアス耳に開けてないし(汗)
「凄い綺麗だね!
モデルさんみたい…」
『だろ!?
まじ可愛いよなっ!』
幸せな笑顔の2人。
まさしくお似合い。
「2人の出会いって何だったの!?」
音緒さんはあたしと京司の一個上の三年らしい。
だから…どうやって出会ったのか気になる。
『聞いちゃう!?』
京司、超嬉しそう…
「教えて!」
『実はな~』
京司は話し始めた。