恋愛心工事中。






「あはは~…」


100点満点の愛想笑い。







『美羽ちゃんってさ~…超美人じゃね??』


香水がキツイ男に、髪を触られる。








た す け て ぇええええ!!!!!!!
……泣きそう…。







「…そんな事無いですよ…」



『え~超キレイ!!
もろ俺のタイプ!!!!』


い や だ ぁあああああ!!!!!







「あの~…トイレ行ってきます…」

『トイレ!?
危ない奴ってカラオケ多いからさぁ~俺連れてってあげる♪』





……ええっ!?!?
でも意外と良い人なのかな?


でも怖い↓↓



でも断ったら…すっごい睨んできそう!!!!







「お…お願いします…」




あたし達は、盛り上がってる部屋を後にした。











『トイレ何処かなぁ~…

ってか美羽ちゃんてさぁ~どんな男タイプ~?』






男嫌いだし…


なんて臆病なあたしには言えない。








「…や、優しくて、あたしを守ってくれる人~♪」



なんて、テキトーに言ってみる。









けど、こういう人いたら良いな、なんて思う。




男嫌いでも良い、って言ってくれる人。
こんなあたしでも少しづつ一緒に歩んでくれる人。








『えっ、それもろ俺じゃ~ん!!なんつって☆』



お、面白くねぇえええ!!!!!!!
(↑全力でツッコミ)








「…あははは~…」


愛想笑いⅡ。
(↑全力。)







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