Sugar
海斗が人前にもかかわらず,
あたしを胸元に引き寄せた。


海斗のいつもつけてる香水の香りがあたしを包みこんで...ありえないくらいドキドキした。


『愛花,顔真っ赤じゃない??どした??』

そう言っておでこに手をあてる海斗に向かって。

「海斗の香水のせいだよ!!
なんか...いつもいつもこの匂いにドキドキさせられちゃう...」


そう言ったあたしに向かって

『おまえ,俺のことそうとう大好きだな♪』って笑ってた。



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