Sugar
「なんで..みんな..??」


ミキと怜菜ちゃんゎ目が真っ赤だった。


ミキが駆け寄ってきてあたしを座らせた。


『昨日の夜中,
海斗が俺に電話してきたんだ。

愛花のこと頼むって..

俺,意味がわかんなくて
海斗のこと呼びつけた。』



潤が話し始めた。



『海斗,半分泣きながら...

年が明けたら,アメリカに行かなきゃ行けないって。

親父さんの仕事の都合らしい...

海斗ゎ
「行くわけねぇじゃん!」って
つっぱねたんだよ??だけど,

海斗の親父さん...

胃に癌が見つかって...

もう長くねえかも知れないんだ。

だから海斗ゎ...』


潤が言葉をつまらせた。



< 173 / 202 >

この作品をシェア

pagetop