Sugar
『愛花ちゃんって時々すっげぇ悲しそうな顔したり,無理して笑ったりしてるっしょ...??
俺もぅ絶っ対そんな顔させたくないって思ってた!!
こんなんまだ早ぇかもしんないけど
俺...
愛花ちゃんが好きだよ。』



海斗の手が震えてたのが背中ごしに伝わってきた。

海斗の気持ちがうれしくて,海斗の言葉がうれしくて...

あたしゎ海斗の背中に手を回した。


「あたしも...
海斗が好きだよ。

あたし...
海斗と出会ってから
海斗のことばっかり考えてるょ。
海斗の全部に毎日ドキドキしてる...
あたしも...
海斗に一目惚れだった」


あたしも一目惚れだったんだょ。


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