異国
「まじ??ぃ島じぃん所いこう」
ヒラヒラさせていた手を
ガシッと捕まれるとズルズル玄関へ引っ張っていかれる。

弟なのに本当頼りになる
(おねぇちゃん嬉し~いよ琉 泣)
玄関口に乱暴に置いてある自転車をみて
「あー…ねぇちゃん…ごめん、さっきチャリパンクしたんだった。」
弟は申し訳なさそうに…頭を下げた。

「だ…大丈夫だよ。こんなのすぐ治るって、ね?」
本当に治るか分からないけど明るく振る舞った。
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