メガネクラス ~0組の僕ら~
「これか」
野乃はそのスイッチを押した。
その瞬間、電気がついた。
「よし、ペンライトはしまっとこう」
ペンライトをポケットにしまった野乃は、再びドアに近寄った。
そのドアには何やら番号を打つ装置がついていた。
どうやらドアを開けるためには、暗証番号が必要らしい。
「…ほぅ、3ケタときたか」
野乃は目を細めた。
「…行動開始」
野乃は部屋の中をくまなく探り始めた。
しばらくして。
「…ん?」