メガネクラス ~0組の僕ら~

「ほぉ…。
なら、証拠はあるんですか?」

「そうですよ!
大体0組は問題児クラスじゃないですか!
そんな彼らだったら、やってもおかしくありませんよ!」

「い、いや…」

大勢の先生に詰め寄られた柴田先生の頭の中に一瞬、

「本当に彼らがやったのか…?」

という疑いが浮かんだ。

「…いやありえない!」

『ねぇ、柴田先生!!!』

先生たちの声が職員室中に響き渡った。

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