メガネクラス ~0組の僕ら~

野乃はまだ部屋の中にいた。

野乃は唸った。

「うーむ…。
あと1つなのに…」

野乃はすでに2つ目の数字を見つけていた。
それは、鉛筆に書かれていた、小さな“8”。

これで、“5”と“8”という2つの数字が揃った。

だが、暗証番号は3ケタ。
あと1つ足りないのだ。

「うーん、どこにあるんだ…?」

野乃は首をかしげた。

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