メガネクラス ~0組の僕ら~
疑われた7人
「お前ら、やってないだろ?」
柴田先生が彼らに聞いた。
ここは0組の教室だ。
「…やってねーし」
「本当だな!?
本当に本当に本当に本当にやってないんだな!?
先生はな、お前らを信じるからな!」
「…でもさー、うちら問題児クラスなんだし、疑われてもおかしくないし」
「いやでも…」
「まぁまぁしょーがないっしょ!
それが私らなんだしさ!」
0組の里菜、貴広、四葉、美琴は、あははと笑い出した。
“バンッ”
その時、柴田先生がいきなり机を叩いた。