メガネクラス ~0組の僕ら~
「…お前らはそれでいいのか?」
柴田先生の低い声に、4人は静かになる。
「なーにが、しょうがないだって?
お前ら、これからも疑われても、放っておくのか!?
そんなの…辛くないか?」
『…………………………』
「先生は…先生はっ!
お前らがやってない、ということを証明したおんだよ!!!
疑われてたまるか!」
「し、柴犬…」
「…なぁ、頼むよ。
先生たちに“やってない”って言ってくれ」
そう言う柴田先生の目に輝くものがあった。