メガネクラス ~0組の僕ら~
四葉が手を挙げて聞いた。
「ちょちょちょ…
何、何か考えがあるの?」
「…にっ。
野乃を助ければこの反撃もどうかになるんじゃねーか、ってな」
「まっさかー」
「でも力は増えるだろ?」
「そりゃそーだけど…」
「仲間は助けに行かなくちゃいけねーだろ」
『…そうだね!』
こうして6人は職員室を出て、廊下を走った。
…仲間である、野乃を助けるために。
…ちょ!
みんな走って!!!
あの子たち、走るの早すぎるでしょ!!!
私なんてもう二十歳なのよ!
はぁはぁはぁはぁ…
ほら!音響さんも!
頑張りなさい!
はぁはぁはぁはぁ…
読者のみなさん、しばしお待ちを…。
はぁはぁはぁはぁ…