メガネクラス ~0組の僕ら~

「何!?
子どもと女が脱走しただと!?」

ある部屋の中でボスが大声を出した。

「チッ…。まぁいい。
男は大丈夫だろうな…?」

「は、はっ。
あの男なら…」

「絶対に逃すな。
もし…逃げられたら…分かってるな?」

2人の男はつばを飲み込んでから返事した。

「「はっ!」」

ボスはそれを聞くとフッと笑った。

それを見た2人の男は、この世とは思えない恐怖感を覚えた。

この3人の男…、
ボスは本当は柴田先生ではない。

この3人の男の正体はあとで知ることになる。

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