メガネクラス ~0組の僕ら~

「ウソ…。
全然別人じゃん…」

7人は驚きを隠せなかった。

その人は、

「…私は八尾八郎(ハチオ ハチロウ)だ」

と、言った。

すると職員室の窓から2人の男が飛び込んできた。

「だ、誰だ!」

1人の先生が叫んだ。

「俺は五郎(ゴロウ)だ!」

「オイラは三郎(サブロウ)だ!」

その言葉を聞いだ野乃は、思い当たることがあった。

「…あの部屋の暗証番号…。
確か“3、8、5”………。
あれはこの3人の男の名前を表していたのか…」

「おい!
何が目的だ!?」

新が声を張り上げた。

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