ショート・ショート集
第2話「GO!九十九里!」
8月の金曜日のよる。
20代前半の二人の男、「サトシ」と「トオル」が、JR千葉駅周辺でナンパに精を出していた。
2人は金曜の夜になると、サトシの愛車・ホンダ「ライフ」で、片道1時間半をかけて、毎週繰り出している。
戦績はというと、あまりトークの上手くない2人は、ここ半年の間で2組しか成功した事が無い。・・・成功した2組、計4人は、お世辞にも「かわいい」と言える様な女では無かった・・。
口下手で、ナンパには不向きな2人組みなのだ。・・・しかし、性欲とは偉大なもので、「ナンパして、ヤリて~!」この気持ち1つで、毎週男の勝負に打って出ているのだ。
今日も、かれこれ3時間近く声をかけまくっているのだが、一向に女の子が捕まらない。時間的に、周りには女の子同士で行動している組は殆ど居なくなった。
居たとしても、露出している肌にタトゥーが入っているワルそ~な女の子で、サトシとトオルには縁が無い方々だった。
「トオル、今日もナンかヤバくねー・・・もう目ぼしいのがいねーよ・・・」
「あぁーそうだなー・・・もうココは止めよう」
「ドコ行く、隊長?」
「フムフムフム・・・あ!そうだ!夏だから海!どうよコレ!海辺で2人組みとかで、たそがれてる、ルーギャいるべ!」
「おおー!いいっすねー!」
ホンダ「ライフ」は、九十九里の海の方を目指した!
「♪ナンパこそ~軽い気持ちこそ~~僕たちのライフ~♪」
九十九里にマッハで行きたい2人は、ショートカットで、とある山道を走った。街灯もあまり無い道を飛ばして走った。
「おい!サトシ!あれ!あれ見ろ!」
「ん?・・・あ!ルーギャだ!ルーギャ!」
奇跡だった。20代位の2人組みのルーギャ・・あ、ギャルが、山道をゆっくり歩いていたのだ。2人は速度を落としギャルに話掛けた。
「ネーネー!こんなトコで何やってんの!」
聞いて見ると、ギャル2人組みは、4人組みの男にナンパされ、セックスを強要され、それを拒むと、こんな山道で捨てられた。との事だった。
20代前半の二人の男、「サトシ」と「トオル」が、JR千葉駅周辺でナンパに精を出していた。
2人は金曜の夜になると、サトシの愛車・ホンダ「ライフ」で、片道1時間半をかけて、毎週繰り出している。
戦績はというと、あまりトークの上手くない2人は、ここ半年の間で2組しか成功した事が無い。・・・成功した2組、計4人は、お世辞にも「かわいい」と言える様な女では無かった・・。
口下手で、ナンパには不向きな2人組みなのだ。・・・しかし、性欲とは偉大なもので、「ナンパして、ヤリて~!」この気持ち1つで、毎週男の勝負に打って出ているのだ。
今日も、かれこれ3時間近く声をかけまくっているのだが、一向に女の子が捕まらない。時間的に、周りには女の子同士で行動している組は殆ど居なくなった。
居たとしても、露出している肌にタトゥーが入っているワルそ~な女の子で、サトシとトオルには縁が無い方々だった。
「トオル、今日もナンかヤバくねー・・・もう目ぼしいのがいねーよ・・・」
「あぁーそうだなー・・・もうココは止めよう」
「ドコ行く、隊長?」
「フムフムフム・・・あ!そうだ!夏だから海!どうよコレ!海辺で2人組みとかで、たそがれてる、ルーギャいるべ!」
「おおー!いいっすねー!」
ホンダ「ライフ」は、九十九里の海の方を目指した!
「♪ナンパこそ~軽い気持ちこそ~~僕たちのライフ~♪」
九十九里にマッハで行きたい2人は、ショートカットで、とある山道を走った。街灯もあまり無い道を飛ばして走った。
「おい!サトシ!あれ!あれ見ろ!」
「ん?・・・あ!ルーギャだ!ルーギャ!」
奇跡だった。20代位の2人組みのルーギャ・・あ、ギャルが、山道をゆっくり歩いていたのだ。2人は速度を落としギャルに話掛けた。
「ネーネー!こんなトコで何やってんの!」
聞いて見ると、ギャル2人組みは、4人組みの男にナンパされ、セックスを強要され、それを拒むと、こんな山道で捨てられた。との事だった。